「賃貸だから何もできない」と思っている方は多いですが、壁に穴を開けなくても、部屋の印象は大きく変えられます。照明、布、家具の配置。この三つだけで、同じ部屋が別の場所のように見えることがあります。

まず照明を変える(予算:3万〜8万円) ¶
シーリングライトのソケットにペンダントアダプターを取り付けて照明器具を変えるか、フロアスタンドを一つ足すだけで、夜の部屋の印象は大きく変わります。電球をLEDの電球色(2700K)に変えるだけなら、数千円で済みます。照明の変更は、賃貸インテリアで最もコストパフォーマンスが高い手段です。
カーテンとラグで、部屋の温度感を変える(予算:5万〜15万円) ¶
カーテンは部屋の中で最も面積が大きいテキスタイルです。色と素材を変えるだけで、部屋全体の印象が変わります。リネンのカーテンは光を柔らかく通し、部屋を明るく見せます。ラグは床の色を変える手段として有効で、明るいトーンのラグは部屋を広く見せます。カーテンとラグの色を揃える必要はなく、トーンを合わせるだけで十分です。
家具の配置を見直す(予算:0円) ¶
家具の配置を変えるだけで、部屋の広さの感じ方は変わります。基本的な原則は、入口から見て奥に大きな家具を置くこと。手前に大きな家具があると、部屋が狭く見えます。また、家具を壁にぴったりつけず、5〜10cm離すだけで、空気の流れが生まれ、部屋が「呼吸している」ように感じられます。
剥がせるタイルシートで、キッチンを変える(予算:2万〜5万円) ¶
賃貸のキッチンで多いのが、「タイルの色が気に入らない」という悩みです。剥がせるタイルシートを使えば、退去時に原状回復できます。モロッコ製のテラコッタ色や、白いサブウェイタイル柄など、選択肢は増えています。貼る前に壁面の素材を確認し、接着剤が残らないタイプを選ぶことが重要です。
賃貸でのインテリア改善は、「何ができないか」より「何ができるか」を先に考えることから始まります。具体的な相談は、オンライン相談(8,000円/60分)からどうぞ。賃貸物件の改善事例も複数あります。