「オーダー家具は高い」というイメージがありますが、空間への合い方と長期的な使い勝手を考えると、既製品より割安になることがあります。どちらを選ぶべきかは、部屋の条件と使い方によって変わります。

オーダー家具が向いている場面 ¶
天井高が標準より高い、または低い部屋。壁に凹凸がある部屋。既製品のサイズでは収まりきらない場所。こういった条件では、オーダー家具の方が結果的に安くなることがあります。また、長く使うことが前提の家具(ダイニングテーブル、本棚、デスク)は、素材と寸法を自分で決められるオーダーの方が、10年後の満足度が高い傾向があります。
既製品が向いている場面 ¶
引越しの多いライフスタイル、または賃貸住まいの方には、既製品の方が合っていることが多いです。移動しやすく、売却や処分もしやすい。また、すぐに使いたい場合も既製品が現実的です。オーダー家具の納期は、台東区の鈴木工房の場合、受注から約2〜3ヶ月かかります。
費用の現実的な比較 ¶
オーク材のダイニングテーブル(幅160cm)を例にすると、既製品は5万〜15万円、鈴木工房へのオーダーは25万〜35万円が目安です。価格差は確かにあります。ただし、オーダーは天板の厚み、脚の形状、仕上げを指定できます。20年使うことを前提にすると、年間あたりのコストは大きく変わりません。
両方を組み合わせる ¶
すべてをオーダーにする必要はありません。長く使う主役の家具(ダイニングテーブル、本棚)はオーダー、頻繁に変えたいもの(クッション、サイドテーブル、照明器具)は既製品、という組み合わせが現実的です。私たちの家具セレクションでは、この組み合わせを前提に、予算の配分を提案しています。
オーダーか既製品かの判断は、予算だけでなく、どこに長く住むか、何を大切にするかによって変わります。迷ったときは、まず相談してください。具体的な条件を聞いてから、一緒に考えます。